エレベーターでの事件なんぞを。
館内設置のエレベーター、最新というわけではないが、自分で故障検知もすれば地震のときとかも自己判断で復旧したり、緊急時動作したりする。例えば、地震を検知すると停止するが、最寄り階に移動して扉開放。しかる後に1階に戻って扉開放とか。
そういった地震感知や、故障感知すると警報盤のほうに通報が行われる。
警報盤への通報を確認すると、まずはエレベーター内に閉じ込められた人がいないかどうかを確認するために、警報盤側からエレベーター内への音声回線での呼びかけを行う。まぁ、人がいたからと言って何かできることもないのだが。故障で使えなくなったので、停止した最寄り階で降りて、隣の別エレベーターを使ってくれと案内するくらい。
んで、現地へ急行する。
この日、エレベーター事故警報で向かったものの、エレベーターは扉を開いて停まったまま。エレベーター内に乗客無し。何が原因で故障になったかというと……ポップコーン。東京ディズニーランドの「ビッグポップ」で売っているようなBBポップコーンのような大粒ポップコーンがエレベーター扉のレールに挟まっていたのだ。
このくらいでもエレベーター扉に異物として閉まりかかった扉はいったん開放になり、これを10回程度繰り返すと故障と認識して自動的に通報してくる。
エレベーターフロアの監視カメラ映像を確認したところ、宿泊ゲストがエレベーターを降りる際にポップコーンをブチ撒けて、脚で蹴って一箇所に集めていたようだ。それが扉のレールの隙間に挟まったというワケである。
なお、内部規定により、故障通報のあったエレベーターはエレベーター業者が点検を済ませて安全確認がとれるまで、故障状態で利用不可になります。
たかが、ポップコーンと侮るなかれ。それくらいでも潰さずに異物検出してしまうのである。こういうときはフロントに一報入れておいてもらえると、掃除の担当を行かせるんで、後々楽なのよ。
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