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地震のこと

ここのところ、地震が多いような気もする。

震度としては3未満ではあるが。

地震が起きたら、いろいろ対処もあるワケだが、その判断基準に使うのは震度よりもガル(gal)という単位である。このガル、あのガリレオ・ガリレイに因んだ単位らしい。加速度の単位である。まぁ、揺れの大きさだと思ってもらえればいい。東日本大震災で最大震度の震度7を記録したのは宮城県栗原市築館町ですが、そこでのガルは 2933.7ガル。震度が大きくてもゆっくり揺れてるならガルは低いし、逆に震度が低くても激しく揺れてるならガルは大きくなる。

んで、このガルの値を検出すると、エレベータが非常停止する。そうすると警報盤が鳴り出すワケであるが、揺れが小さいならエレベータは自動復旧する。そこそこ大きい揺れ(大きな値のガル)なら、最寄り階に停止して扉が開いて停止する。

こっちは警報盤の警報を停めて、エレベータに乗客がいないかインターホンで確認。自動復旧しそうなら待ってもらうが、復旧しそうにないレベルなら降りてもらう。んで、エレベータの状況確認。それと併せて、ガスなどの火の元の確認、建物の損壊確認、宿泊客の安全確認などを手分けして並行実施ということになる。何事も無ければ、その旨を館内放送して、レポート作成して終わり。

なお、震度5以上の大地震の場合は、宿泊客、および全従業員をいったん建物外に出して安全確認ということになってる。しかる後、建物内で避難所に設定した区画(レストランの類)の安全確認が終わったら、今度は宿泊客を建物内避難所区画に移動……ということになってる。


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