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2月, 2021の投稿を表示しています

靴のこと

制服は支給品だが、靴下と靴は自前である。 靴下は黒のみ。これは問題ない。問題は靴。 けっこう規定が厳しくて、まずは黒の革靴であること。合皮は可。側面から見て靴底の色が出てるのはダメらしい。 最初に履いていった靴がアウト。つま先はプレーン・トゥ(plain toe)という縫い目やら飾りやらが無いのでないとダメ。 立ち仕事だし、歩くのも多いから……といわゆるコックシューズを選んでみたが、これがダメ出し。 部署によってはコックシューズもokなんだが、私んトコも部署は紐付きが必須とのこと。内羽根式か外羽根式かまでの指定は無いようだ。まぁ、この辺りも上司の判断次第ではあるんだが。現場のリーダーはコックシューズでもokなんだが、更にその上がダメ出ししてるとからしい。

肩凝りのこと

日勤の研修や夜勤研修の終盤になると、めちゃ肩が痛い。新しい環境で緊張というのもあるのだろうが。 肩こり、頭痛を解消! ゲームや仕事中でも出来る3つの簡単ストレッチ 上のサイトを参考に時間の空いたときに「 肩甲骨周りの筋肉をほぐす 」「 肩甲骨はがし(肩甲骨を広げる) 」のストレッチをちょこちょこやるようにしたら夜勤2日め明けは、ずいぶんと楽になった。

夜勤研修2日目のこと

引き続き夜勤研修である。 館内の落とし物には気を遣う。昼間も同様ではあるが。 とりあえず、見つけたら館内PHSで上に連絡。むき身の現金の場合は現金の種類を数を伝えて(100円硬貨2枚とか)そのまま改修するが、財布の場合は手は出さずにその場で待機。連絡受けた上が他の従業員を派遣するので最低でも2人そろった状態ではじめて回収する。 財布の中から現金だけ盗って再び捨てるような事例も多々あるのだわ。落とした本人は財布は見つかったものの、現金がないわけで、こういう場合に真っ先に疑われるのが拾った従業員。こうなると疑いを晴らすことは困難なので、財布の改修時に抜き取っていませんよ……というために2人以上で実行することになっている。 実際、客室前で拾われて回収されたキャラ物ポーチが、落とし主はロビーでチェックイン時に落としたと主張しており、ポーチの中の現金だけ消失という事例もあった。この場合、警察に連絡、盗難で届け出ることになる。

実地研修1日めのこと

今日から実際の現地でいわゆるOJTである。 先輩がたの後ろをついて回りつつ、いろいろと話を聞く。 建物の内外の見回りも仕事のひとつであるが、特に建物外はいろいろとある。 野鳥の死骸。まぁ、よくあるわね。感染症対策の問題もあって、自分では片づけないで連絡の上、専門の人が扱う。場合によっては市役所への通報なども必要らしい。 猫の死骸も同様。 犬の死骸は意外と無いらしい。 続いて、コウモリ。 狸。 ハクビシン。 ……浦安に野生のハクビシンやら狸やらいたんかい。 あと、海に近いこともあって、蟹。

研修5日めのこと

いわゆる「マナー研修」である。 この手の研修はどういう部署、業界でもあると思うが、マナーが必要な理由の1つに (ホテルの)利益のため とぶっちゃけてくれたのが、個人的には好印象である。 日本では三波春夫師匠の言葉とされる「お客様は神様です」が勘違いされて広まってしまっているが(師匠の真意については 三波春夫オフィシャルサイト 「お客様は神様です」について をい参照されたし)、金を払うほうが高い地位に立つという勘違いが多い。支払った金銭、あるいは将来的に支払われるであろう金銭に対し、無形の サービス を提供しているのである。まぁ、この「サービス」についても日本は勘違いが多いんだけど。 テレビドラマにもなった漫画『らーめん才遊記』コミックス9巻収録の第81杯~83杯「諸悪の根源は…!?」「ダメ店主更生プラン」「お客様は人間です!」あたりでも取り上げられてるネタではありますが。 座学の研修は、本日まで。次回からは現地での実地研修となる。前に書いたように実地研修中に辞めると、給料、交通費は一切でない。

研修3日めのこと

今日は座学無し。 次の研修場所と配属先の職場案内。貸与される制服の試着。 やっかいなのが靴。つま先に縫い目や装飾のない プレーントゥ で、黒で皮(合皮)。持ってるのは全部アウトだな。これは支給品や貸与品ではなく自分で購入せにゃならん。 ネクタイは貸与品だが、結び方には規定なし。もっとも、セミウィンザー・ノット以外はよー結びませんが。いっぽう、冬季防寒用のマフラーの巻き方には規定があるらしい。 スラックス、普段着てるUNIQLO製品のサイズのヤツにしてもらったら微妙にきついのでワンサイズ上げてもらう。 また、新型コロナで必須になったマスクであるが、模様入りはダメ、色の濃いのはダメ、黒色もダメということらしい。医療品にあるようなライトブルー、ライトピンクは可。コバルトブルーみたいに濃いのはダメ。ベージュやライトグレーもよさそうではあるが、UNIQLOのマスクの白を買っておくかな。

給料のこと

研修期間中も給料は出るんだが、単価は自治体の最低賃金規定ぶん。 しかも、すんなりとは出ない。実地研修も完了して、本勤務が1日以上発生した時点で本勤務の給料と共に研修期間と実地研修分の賃金(と交通費)がまとめて支払われる。研修期間、実地研修中の旅費も同様。2月2日、5日の研修に出た分の給料だが、2月の給料日ではなく、3月の給料日にまとめて出る可能性もあるワケ。 つまりは実地研修最終日で「辞めます」となった場合は無給である。 これ、かつては研修期間だけ出て「やっぱり辞めた」と研修渡り鳥みたいな人が少なからずいたためらしい。ほとんど座学で日給8000円とかだから楽だしな。

研修2日めのこと

研修2日めである。 消防やら応急手当の研修。 消火栓の使い方のビデオなんかもあったわけだが、記憶にある消火栓と中身が違う。1人でも操作できる「2号消火栓」というヤツらしい。ビデオの続きにあったが記憶にあった消火栓は「1号消火栓」で、こちらは水圧が強いため最低2人で操作する。下手すっとホースが暴れて打ち所が悪ければ死ぬらしい。 応急手当は、初期救急(一次救急)、つまりは心肺蘇生法なワケであるが、これが新型コロナのおかげで、手順が変更になってるそうな。以前は人工呼吸とかもあったのだが、要救助者がコロナ感染してたら、 口対口人工呼吸なんぞは濃厚接触の最たるものなので省略。人工呼吸やらないなら要救助者の気道確保も不要。呼吸しているかどうかも、以前は要救助者の鼻や口元に顔を近づけてたが、それも離れて目視で良いとのこと。 んで、心停止しているようなら胸骨圧迫を行うのですが、これは毎分100回から120回押す必要がある。これをやるのに大山のぶ代さんが歌っている「ほくドラえもん」♪あたまテカテカ の歌いだしのアレに乗せてリズムを取ると実にやりやすい。 こういうのは、実践することが無いのが一番なんですけどね。

役所巡りのこと

提出する必要がある書類をそろえるために役所へ。番号の整理券にはQRコードも掛かれており、空メール飛ばすと順番近くになったら折り返しメールが送信されてくるといったサービスもあった。書類の発行手数料は電子マネー、Suicaなどでも支払えるようになったのね。 写真も提出なんだが、履歴書を作ったときの残りがあるからいいか……と思ったら指定サイズが異なってた。

研修1日めのこと

研修1日めである。 業務関連の法律の講義もあったが、遺失物拾得についてがなかなか面白かった。と言うか知らなかった。 普通は落とし物を拾った人には報労金を請求する権利、所有権を取得する権利(昔は届け出てから6箇月だったが、今では3箇月らしい)が発生するワケだが、これがパークの中であっても、発生するのである。つまり、パーク内で現金10万円を拾って、届け出たとする。パークのほうは落とし主が現れなければ、1週間以内には警察に移管しなくてはならない。そして3箇月が経過すると、その10万円の所有権は拾い主のものとなる。また、落とし主が現れた場合、法律上5%から20%までの報労金を落とし主に請求することが可能(落とし主が謝礼とする場合には上限無し)。ただし、この報労金は拾い主と敷地の管理主、オリエンタルランドですな。この二者で折半ということになる。 つまりは、パーク内で価値あると判断されるものを拾った場合、「ワシが拾った」と自分の名前、連絡先もろとも伝達するほうがお得である。 なお、パークの従業員が業務中に拾った場合、業務上ということで管理主代理あつかいとなり、報労金も所有権も取得できない。拾ってバッくれた場合、業務上横領罪(刑法253条)になる。10年以下の懲役とわりとヘビーな罪になる。また、従業員じゃない普通のゲストが拾ってバッくれた場合、遺失物等横領罪(刑法254条)になり、1年以下の懲役または10万円以下の罰金と少し軽い。